»日本女子大学附属中学校　傾向と対策

出題傾向と適した有利なタイプ

算数５０分／５０点	国語５０分／５０点
計算問題、一行問題、応用問題の構成で、問題数は標準。女子校としてはややクセのある出題もあり。標準問題を速く確実に解き進めることを得意とするタイプ向き。	随筆文を中心に読解問題が２問か３問の構成。文章は長くありませんが語彙レベルは高く、自分の言葉で答える記述問題も出題。自分の考えを正確に記述する力が必要。
理科３０分／５０点	社会３０分／５０点
物理・化学・生物・地学からバランスよく出題され、制限時間と比して問題数が多いです。作図も出題されるため、総合力があって一問一答が得意なタイプ向きです。	歴史・地理が中心ですが公民を含めた３分野から出題されます。独特の図表問題が出題されますので、日頃より社会全般への強い関心を持っているタイプ向きです。

志望にあたって知っておきたいこと

女子教育のパイオニア的存在で、個性豊かな女性の育成を理念とします。キャンパスは緑にあふれ、申し分ない環境。系列大学へ80％以上が進学し、カリキュラムは密度が濃く、とくに国語では中学３年間の「自己スピーチ」で自分の考えを自分の言葉で表す力をつけることができます。文化祭の盛り上がりも有名で、それが魅力で志望する受験生が数多くいます。４科目均等配点なので理社が得意な受験生には有利です。

科目別学習対策

算数

ここ数年は出題形式・内容ともに安定して、取り組みやすいレベルの問題がほとんど。大問の内容も毎年あまり変わりません。算数に関しては非常に対策が立てやすいといえるでしょう。全体としては平面図形、割合と比、立体図形で半分を占めています。立体図形で頻出する水そうは難度が高くなることがありますが、これらはできなくても合格は可能です。