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2008.06.20 配信
絶対に役立つ中学受験専門プロ家庭教師からの必勝アドバイス!
『記述対策、今からはじめなければ間に合いません』

記述問題の練習はいつするべきでしょうか? 「夏休みにまとめてやることにしよう」と先送りしてはいませんか。しかし、夏休みに「過剰な期待」をしてはいけません。夏休みは思っているほど長くありません。夏期講習や塾の宿題をこなすだけで、かなりの時間を使ってしまい、弱点補強をのんびりとする余裕はないでしょう。

なかには、夏以降、過去問演習の時期に記述問題の練習をすればいいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、記述問題の書き方については、注意されてすぐに直るものではありません。過去問演習は、お子様と入試問題の相性をみるために行うべきです。記述問題の「書き方」を身に付けていなければ、相性どころの騒ぎではなくなってしまいます。

ですから、夏休み前のこの時期に、記述対策をはじめるべきなのです。

【あなたの答案はどのタイプ?】

記述の練習は、自分の答案のどこがいけないのか自覚することからスタートです。「こういう答案は減点される」という情報をたくさん蓄積していくことで、正しい書き方が身につくはずです。 答案を参照しながら、どんな間違いを犯しているのか確かめてみましょう。

■形式面ルーズ型

ほとんどの中学校が記述問題に対して採点基準を用意しています。  形式面においては、以下の点に着目して採点されます。どのような答案が減点されるのか、しっかり覚えておきましょう。

  

[1]主語と述語があっていない

例題 お母さんが喜んでいるのはなぜですか。
(間違い)妹が拾ったサイフは交番に正直に届けたことがうれしかったから。
(正しい)妹が拾ったサイフを交番に正直に届けたことがうれしかったから。

上の解答では、「サイフは―うれしかった」ということになってしまいます。

[2]「て」「に」「を」「は」の使い方がおかしい 

   

例題 ここに描かれている情景を説明しなさい。
(間違い)おだやかな海を、真っ赤な夕日が沈んでいく様子。
(正しい)おだやかな海に、真っ赤な夕日が沈んでいく様子。

上の解答は、場所を表す「に」を正しく使うことが出来ていません。普段の会話でも、細かな言い間違いをそのまま放置しないで、正しく言い直させるようにしたいものです。

     

[3]文末表現が正しくない

「なぜ(どうして)」という問題のときは、文末を「から。」にすることが必要です。また、「どういうこと」と聞かれたら、「こと。」で終わるようにします。

[1][2][3]のような形式的な間違いをしているかどうかは、自分で見直したときに気付けるように練習しましょう。その際、「間違っている文を直す練習」を繰り返すと効果的です。先生に間違っている文をたくさん作ってもらい、正しく直せるように訓練するのです。他人の書いた文章の間違いに気付けるようになれば、自分でも正しい文章が書けるでしょう。

■内容不足型

おしい答案まで書けるのだけれど、どうしても△になってしまう、と悩まれている方も多いかと思います。

△ になってしまう理由は、「解答内容が不足しているから」というのが一番の理由です。 そこで、「解答内容の不足」にはどのようなパターンがあるのかを見てみましょう。

[4]1箇所だけを書き抜いてしまっている

低学年の問題には、文章中の大切な部分を書き抜いて、文末を「から」「こと」と直すだけで、正解になる問題が多くあります。 しかし、入試問題レベルになると、そのような単純な問題は少なくなります。関係する2ヶ所を自分で整理してつなげたり、余分な言葉を省いてまとめたりする作業が要求されます。 もちろん、制限字数が少ない問題では例外もありますが、およそ40字以上の記述問題では、解答の材料は1箇所だけではないと考えておいたほうが無難です。

[5]行動の理由として、人物の気持ちに触れていない

例題 太郎はどうして泣き出してしまったのですか。
(不足)自分の体よりも大きな犬が、急におそいかかってきたから。     
(正しい)自分の体よりも大きな犬が、急におそいかかってきてこわかったから。

日常会話では、上のような解答でも会話は成立します。しかし、国語の記述問題では、人物の気持ちが表現されていないと減点される場合があります。 ですから、行動の理由を聞かれた場合、その背景にある気持ちも表現するようにしましょう。

[6]具体例のみに終始している

例題 なぜ森を守らなければならないのですか
(不足)クマが絶滅してしまうから。
(正しい)地球環境が悪化するから。

説明文では、たくさんの具体例をあげて、筆者は自分の意見を説明しているはずです。そのたくさんの具体例のうち、一つだけを答えてしまっては、全体がわかっていないと評価されてしまいます。具体例を抽象化した言い回し(キーワード)を上手に使って、まとめるようにしましょう。

以上、記述の「よくある間違い例」をご紹介しました。 国語の問題の場合、「こうすればいい」という明確な方法はありません。しかし「こうしてはいけない」という決まりは明確です。 ぜひ、自分の答案の何が足りないのか、検討してみてください。きっと自分なりの「記述の書き方」に気づけるはずです。

中学受験の国語は、年々、記述のウェイトが高くなっており、記述対策は最重要課題です。記述が苦手な生徒さんは、ぜひ、中学受験国語の専門プロ家庭教師の模擬授業を受けてみてください!必ずお役に立てます!


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